AZAMI　AGENT

フォト句集が出来上がって、ほっとしたのもつかの間、色々な問題が。

少し前から感じていたのは、変化。

それは私の仕事に関して、そしてプライベートに関して、それから私を取り巻く環境に関して。

今月はその「変化」をじっくりと見極めて自分のありかた・行動を考える月になりそう。

先日のさかもとさんの入院そして退院で胸をなでおろしていました。

そんな中、「杜人」の添田星人さんの訃報に接して驚きと悲しみでいっぱいになりました。

大友逸星さんと添田星人さん、ふたつの巨星の輝きが失われたことは本当に残念。

三年前にお目にかかった時、初めて句会に参加した私をさりげなく気遣ってくださって

静かだけれどとてもあったかい方だなぁと思っていました。

星人さん、本当にありがとうございました。今ごろ、天空の選ばれし位置で輝きを

放っているんでしょうね。そう思いながら星空を見上げました。

もうひとつ、とても残念なお知らせを知人づてに聞き、ＨＰで確認しました。

それは川柳誌「バックストローク」の終刊。

代表の石部明さんを中心に、川柳表現の荒野を耕し、道なきところに道を切り拓こうと

精力的に活動をされていたグループだと思っていました。

これからはＢＳに参加し、そこで育った人たちが新しい表現の荒野を自分自身の手で

耕されることでしょう。それはまた私たちにとって新しい期待と希望をもたらしてくれる

ことと思います。常にファイティングポーズを崩さなかった「バックストローク」に

心から拍手を送りたいと思います。



ことばにかかわるたくさんの人々の尊い営みをこれから先へとつなげていくために

私も出版にかかわる人間として私なりにできることの精一杯をしていくつもりです。