来年の川柳カレンダー制作がすすんでいます。
おおむね今年のカレンダーとスタイルは同じですが
販売価格を800円から840円にして、消費税分40円を
東日本大震災の義援金にあてます。
今後も引きつづき息の長い支援が必要ですし、あざみエージェント
としても売上を少しでも支援に向けられるようにしていきたいと
考えています。
昨年来のテーマ、川柳と写真のコラボレーション。あざみの会会員の
お誕生日にフォトハガキをプレゼントしてきたのもその流れの一環ですし、
もちろん、川柳カレンダーもそう。さらに今年から写真家・藤田めぐみさんと
タッグを組んでフォト句集の制作を始めています。
義援金にご協力いただいた皆様には昨日、領収書とプレゼントハガキ、それに
今回の「お知らせ」ちらしを同封しました。
******
この人はと思う川柳作者およびその仕事を後世に伝え残していくこと、それは
ただ今現在、川柳の現場で活躍されている方々も実作と同じくらい大事なことと
感じていらっしゃると思います。
私もまたこの出版の仕事を始めたきっかけがまさにすぐれた川柳家とその仕事を
埋もれさせてはいけないという思いからでしたので、川柳界・実作の現場とは違った
立場ではありますけれど、本の形として残していくことの大切さを感じています。
そういう意味で、私がぜひ句集を作って欲しい№1が徳永政二さんでした。
作ってほしいというより作っておくべきだと。それはご自身のためというより
たくさんの政二ファンのためでもあり、もちろん川柳史の中でも特筆すべき
川柳家だと思うからです。でも彼の川柳は「句集?そんなことどうでもええやん」という
顔をしていましたし、この巨大な川柳モンスターのどこからどうとっかかればよいものか
むつかしそうだな、とも感じていました。
そんなわけで、句集を出して欲しい人№1の徳永政二さんでしたが、それはまた句集を
作りにくそうな人№1でもありました。
ところが昨年のカレンダー発売イベント「ことばの不思議展」で彼の句と写真のコラボ
をしてみたらとてもいい感じに寄り添ってくれる写真がいっぱいあって。
立派な句集を作る時期は、徳永さんご自身が後に判断されればいいと思い、まずは
フォト句集を作らせてもらえませんか?という話をさせていただきまして、今回
徳永政二フォト句集の企画がスタートしたというわけです。
この企画は五年間にわたるもので、今年はその第一回目。
第一集~第五集までのこの企画。すでに第四集までは選句を終えています。
思いがけず政二川柳は編集者にやさしい「ひとたち」(笑)で、寛大に接して
いただけまして。とても楽しく編集をさせていただいて感謝感謝でした。
まだ本の判形や頁数、価格など詳細は決まっていませんが、とにかく今秋には
出版にこぎつけようと頑張っています。
もちろん、句集の販売価格の消費税分は義援金にあてることにします。
たくさんの方に「読んでみたいな」と思っていただければ嬉しいです。
徳永政二フォト句集 第一集『カーブ』 今秋発行します
おおむね今年のカレンダーとスタイルは同じですが
販売価格を800円から840円にして、消費税分40円を
東日本大震災の義援金にあてます。
今後も引きつづき息の長い支援が必要ですし、あざみエージェント
としても売上を少しでも支援に向けられるようにしていきたいと
考えています。
昨年来のテーマ、川柳と写真のコラボレーション。あざみの会会員の
お誕生日にフォトハガキをプレゼントしてきたのもその流れの一環ですし、
もちろん、川柳カレンダーもそう。さらに今年から写真家・藤田めぐみさんと
タッグを組んでフォト句集の制作を始めています。
義援金にご協力いただいた皆様には昨日、領収書とプレゼントハガキ、それに
今回の「お知らせ」ちらしを同封しました。
******
この人はと思う川柳作者およびその仕事を後世に伝え残していくこと、それは
ただ今現在、川柳の現場で活躍されている方々も実作と同じくらい大事なことと
感じていらっしゃると思います。
私もまたこの出版の仕事を始めたきっかけがまさにすぐれた川柳家とその仕事を
埋もれさせてはいけないという思いからでしたので、川柳界・実作の現場とは違った
立場ではありますけれど、本の形として残していくことの大切さを感じています。
そういう意味で、私がぜひ句集を作って欲しい№1が徳永政二さんでした。
作ってほしいというより作っておくべきだと。それはご自身のためというより
たくさんの政二ファンのためでもあり、もちろん川柳史の中でも特筆すべき
川柳家だと思うからです。でも彼の川柳は「句集?そんなことどうでもええやん」という
顔をしていましたし、この巨大な川柳モンスターのどこからどうとっかかればよいものか
むつかしそうだな、とも感じていました。
そんなわけで、句集を出して欲しい人№1の徳永政二さんでしたが、それはまた句集を
作りにくそうな人№1でもありました。
ところが昨年のカレンダー発売イベント「ことばの不思議展」で彼の句と写真のコラボ
をしてみたらとてもいい感じに寄り添ってくれる写真がいっぱいあって。
立派な句集を作る時期は、徳永さんご自身が後に判断されればいいと思い、まずは
フォト句集を作らせてもらえませんか?という話をさせていただきまして、今回
徳永政二フォト句集の企画がスタートしたというわけです。
この企画は五年間にわたるもので、今年はその第一回目。
第一集~第五集までのこの企画。すでに第四集までは選句を終えています。
思いがけず政二川柳は編集者にやさしい「ひとたち」(笑)で、寛大に接して
いただけまして。とても楽しく編集をさせていただいて感謝感謝でした。
まだ本の判形や頁数、価格など詳細は決まっていませんが、とにかく今秋には
出版にこぎつけようと頑張っています。
もちろん、句集の販売価格の消費税分は義援金にあてることにします。
たくさんの方に「読んでみたいな」と思っていただければ嬉しいです。
徳永政二フォト句集 第一集『カーブ』 今秋発行します
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