
義母の薬の管理、ダイソーで見つけたこのケースが
とても役立っている。
義母が薬の管理が出来なくなってからもう1年。
日曜日から土曜日まで朝・昼・夜の薬の数と種類がちがうので、
これは義母にとってもけっこうめんどうだったに違いない。
でも全部お膳立てして「はいっ!」って渡すんじゃなくて、
義母にこのケースを見せて空になったケースをそこにもどし、
次の日のケースを自分で取ってもらうことにしている。
そうすることでその日が何曜日かを自分の目で確認できる。
朝、テーブルに置いたメモにその日が何月何日であるのか、
鉛筆で大きく書き込んでもらう、これも義母の日課である。
そうすることで、何度も日にちを人に尋ねることもなくなり、
彼女自身も精神的に安定したと思う。
しかも自分で文字を書くことは脳の刺激にもなる。
今、散歩から帰ってきた義母。
「どこへ行ってきたの?」といつも尋ねると、
「さぁ…、どこへ行ってきたんかなぁ…」と義母はこたえる。
今日もいい天気。どこへ行ってきたっていい。
そうやって元気に帰ってきてくれさえすれば結果オーライ。
食事もおいしく食べてくれて、すこしずつても自分自身の足で歩こうと
してくれる義母にとても感謝している。
義母のおかげで、私も安心して仕事ができている、そのことにまた
改めて「ありがとう」って思う。
今は義母を見守る日常。とても大切な時間だ。
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