
鯛アラの煮汁、それから鯖の梅干煮の煮汁、鰯の煮付けの煮汁などなどを
集め、残った魚の身をほぐし、野菜庫の残り野菜を刻んで、同居人がおから
を大量に作った。
毎回、具材とか利用する煮汁が変わるので二度と同じ味のものが出来ない。
しかも、時々、ほぐした魚の骨が混ざっていたりするので、家族からは
不評である。でも本人は一向に気にする風もなく
「うー、うまいっ!僕って天才

せっかく喜んでいるので「そうやねぇ」と調子を合わせつつ、私はひそかに
いつか絶対、私の私のための私による理想のおからを作らねばと
かたい決心をするのであった。
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