AZAMI　AGENT

私の句集『なつかしい呪文』につづいて百句集を出してくれるHさんと、最後の詰めをするために出かける。Hさんがセッティングしてくださっていたお店で、句集の話にはじまりいろいろなことを話しているうち、けっこうな時間話し込む。とにかく私が持参した句集の草稿には基本的に同意していただき喜ぶ。そして今日、句集の草稿を添付ファイルでアイチへ送り、別にページ割をした原稿を持参して担当のOさんにこまごまとした指示をしてお願いする。さて、あとはｹﾞﾗがあがってくるのを待つばかり。

福井行きが迫ってきたので、アイチへ原稿を預けたあとJR大阪駅で26日の雷鳥の切符と特急券を買う。福井行きの前日、25日には向日町競輪で地元選手の合宿練習の取材に同行しその足で仕事。

福井駅前で飲食店を経営しているＭさんから27日の予定の件でメールをいただく。まだ未定です、と返信。どうも先日来、句集の編集に没頭していたので、生活をしているという実感が乏しい。
もちろん、家事もしているし、適当にオリンピック中継なども見たりしているのだが、なぜかそれら日常をじかに肌で感じていないような。前からそういうところがあったけれど、ことばの世界に入ってしまうと、どうもこちらの世界での私の存在感が希薄になっている感じである。

が、これでやっと日常に戻れそう。さて、もうすぐウサイン・ボルトの２００ｍ。あの男は何者じゃ？