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笑える予想誌

職場では、各地から送られてくる予想誌から、その開催期間の成績を切り抜き、スクラップブックに貼り付けるという地道な仕事もしている。
で、私はもともと地道な人間なのでこういう地味な仕事はけっこう好きだ。だいたい、派手に目立たず、それをきちんとこなしたからといって特段誰にも褒められず、そんな仕事が無茶苦茶好みなのだ。どうかしてるぜー、全く。とも思うが、好きなんだから仕方がない。

高校生の頃、化石の発掘の仕事がしたくて仕方なかった。ちょっとずつちょっとずつ化石を壊さないように掘り出していく、あの根気がいる仕事ってたまらんわ。今でもやってみたいくらい。それに、絵画とか屏風とかの修復の仕事。これも私好み。こんな仕事ってきっとちゃんとやったからといって、特に賞賛の的になることもないし、それで給料が上ることもなさそうな気がする。でも、化石がちゃんと完璧な姿で掘り出されたり、絵画や屏風や壷なんかがうまく修復されたりして、展示室に並んでいたりなんかするのを、「ああ、これ、私がやったんだなぁ」ってひっそりと眺めるのがきっと好きだと思う。

あれれ、話はあらぬ方向へ…。
今日、私が書きたかったのはそんな話じゃなくて、スクラップに使った新聞の話なのだ。成績の部分を切り抜いたあとの新聞には用がないので、捨ててしまうんだけど、記事が面白いのでついつい捨てる前に読んでしまう予想誌がある。
そう、「コンドル」。知ってる人は知ってる、あの面白さ。

ある日の「コンドル」より。

体重オーバーで動きが鈍い●●(選手名)は自信が無いで、気持は負けてない●●に任せる様では前途多難、この後に成る●●はもっと苦戦。

とか

今期は2期目で少しでも点数上げなければ今年で引退と成る●●、まだ頑張る気持ちが残っているなら脚とかでなく気力で番手を死守するしかないが、半分あきらめているなら付いて行けないケースも。

などなど、ここまで言っていいの?と思いながらついつい笑ってしまう。でもこの記事の底からは競輪選手を、そして競輪を愛する気持ちがふつふつと湧き出ているのが伝わってくる。きっと本当に、競輪が好きな人なんだなと思う。愛のある文章だ。

こんな予想誌なら、買い目予想の的中率が低くても買ってしまうかも?

さてさて、今日は弥彦記念決勝。テンションはイマイチ上らず。
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