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８月。あざみエージェントオリジナルカレンダー８月は俳人の堀本吟さん。

　カルピスの甘き戦後をいかにせん　　　堀本吟

カルピスの歴史は大正８年（１９１９年）の７月７日から始まる。
カルピスのパッケージの水玉は七夕の日にちなんで天の川の水をイメージしたのだそう。

子どもの頃、カルピスは好きだったけど、飲むと必ず口の中に残ったあの白い粕状のものは
ちょっといやだった。あれはいったい何だったのか？？
しかし時代を経て愛されてきたこの乳酸菌飲料は味や製法に改良が加えられ進化して今では
そういうこともなく非常に美味しい。パッケージも少しずつ変遷して今日に至っている。
でも時代を経て変わらないもの、それは創業者の「おいしくてからだに良いものを創って、
多くの人を喜ばせたい」という思い。思いをつなぐことの大切さ。
私たちは戦後を生きている。戦後はずっと戦後であらねばならない。
平和を愛する気持ち、平和への思いをみんなが強く持つこと、
それは未来への希望につながる。