AZAMI　AGENT

お誘いをいただいて、昨日初めて、フラメンコの歌い手である
職場のＭさんのライブ･コンサートを聴きにでかけた。
いつもは、別の所で踊りと歌とギター演奏のライブを
やっているそうだけれど、今回は歌とギターのみのライブに
初挑戦ということらしい。

「サラマンカ」というバーは天満の天神さんの表門の並び
の角にあって、職場の女性陣３人ででかけた。
紫のドレスとパンプス、黒いストールを纏ったＭさんは
いつもは纏めている長い髪をほどいていて、この場所では
もうすっかりフラメンコのcantaora（フラメンコの女性の
歌い手のこと）だ。

白ワインをいただきながら聞くフラメンコの歌とギターは
素晴らしかった。フラメンコ･ギター担当の岡本さんの手つき
にも見とれてしまった。さすがフラメンコ。男性も女性に
負けず色っぽい。
初めは静かに始まり、だんだんと早く激しくなってその絶頂で
プツンと終わる歌の、その終わり方がいかにも情熱の国・
スペインの国民性が表われているようで、サビの部分から
徐々に静かに終わりになるというパターンの多い日本の歌とは
対照的だ。

「サラマンカ」のマスターも気さくな話し好きの人で、
時間があれば、いろいろと話を聞きたかったけれど、
１０時を過ぎていたので帰宅した。
こんどは踊っている方の店にも行ってみたいな。