




あざみエージェントミニ句集シリーズの2冊目、西田雅子句集『ペルソナの塔』が出来あがりました。
せっかくのシリーズなので、思い切って表紙カバーデザインを広告丸の高橋善丸氏に依頼。
お願いして良かった!とてもおしゃれな表紙カバーで、俄然、シリーズらしくなりました。
1冊目の句集、しろつめあきこさんの句の世界に漂う純粋な初心はとても魅力的です。
一方、西田雅子さんの句の世界はどこか中世ヨーロッパの匂いがします。
私自身、すぐに彼女の世界に引き込まれました。ぜひ読んで欲しい一冊です。
ちかぢかHPにアップします。
西田雅子句集『ペルソナの塔』より抜粋
罫線が空までつづくノート買う
六月は銀の鎖を降りてくる
バスを待つ秋は遅れているらしく
廃番のクレヨンで描く月の舟
ペルソナの中の塔みな海を向く
洗いたての虹を渡ってゆく素足
1冊目のしろつめあきこ句集『やさしい雨』もカバー付きになりました!

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