
徘徊がはじまった義母のために、ドアベルをつけました。
酸素ボンベがないと苦しくなって遠くへはいけない義母。
それでも外へいかずにはいられないようです。
他のことに気を向けたりしても長続きせず、すぐに外へ
行こうとしますので、チェーンをかけるとか、貼紙を
するとかいろいろやってみましたが、とにかく一度
外へ行くと気が済むらしいので、とりあえずエレベーター
ホールまで行って戻ってきてね、と言って「外出許可」を
与えてみました。
するとそれは効果的で、やっぱり目と鼻の先のエレベーター
ホールまでがいかにしんどいかがわかり、ちゃんと戻って
きてくれますし、しばらくは「出て行く」と言わずに
おとなしく家にいてくれます。
午後からは車椅子でお散歩に行きました。
公園で「歩いてみる?」と尋ねたら「もうしんどいし、
ええわ」とのこと。
近くに小さな公園がいくつかあるので、休日はコースを
変えてお散歩に行きます。
「ミモザが咲いてるね」とか「あの小鳥は何だっけ?」とか
会話もはずむし、外の空気はやっぱり気持ちいいですよね。
私も車椅子を押しての散歩はいい運動と気分転換になり
ふたりにとって一石二鳥です。
ときどきベランダで洗濯物を干していたりして義母の外出に
気付かないこともあり、このうさぎのドアベルがこれから
活躍してくれそうです。
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