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AZAMI AGENT

あざみエージェントからのお知らせやイベント情報を発信します

足りないっ!

「あざみ通信」第4号、あらかたの発送は終えた。

先日来いただいた句集のお礼状を添えなければならない

いくつかを除いては。

でも、やっぱり足りないっ!この前、夜遅くまでかかって

たったの60部しか印刷できなかったから無理もない。

しかも折ったりホッチキスで止めたりと手作業の時間も

けっこうかかる。

そこでアイチさんに泣きついて休日の今日、足りない分の

印刷に行かせてもらうことになった。

これで川柳や俳句の雑誌をいただいた方々にもお届けできる

だけのストックが確保できそう。

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おととし句集『なつかしい呪文』を発行した時、コレが最後の

句集と発言したことが、なぜか私は川柳を書かなくなったと

誤解されているみたいなので訂正しておかなくては。

発表はしていないので書いていないも同然なんですけれど、

細々とは書いています。でもたぶん発表はしないと思います。

次に句集を出すとすれば、そう…、たぶん自分の死期を自覚した

時かな。その前に命がなくなってしまったら黙ってお墓まで

持っていきましょう。それが自分らしい気がしますので。

いただいた雑誌を拝読しながら、あー、私が書きたいと思える

句がない!といつもこころで叫んでいます。

その句がいい悪いということではないし、凄いなぁって思える句も

いっぱいあります。感動をもらえることもたびたび。

でもね、それは「私が書きたい川柳」ではないんです。

ひとの句を読み込むことは、究極、自分がどんな句を書きたいのか

あるいは書きたくないのかを突きつめてゆくことだと感じます。

この前、ある方へ手紙で「私自身の創作への扉が見える場所に

立ち続けていたいと思います」と書きました。

扉を開けると、そこには私だけの秩序をもったことばで構築された

世界がある、それを信じられるうちはまだ川柳とつながっていると

思えますし、その気になれば扉を開けてすんなり入っていける用意

だけはしておきたいですね。


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