AZAMI　AGENT

２月５日に親しくしていただいている青空書房の名物店主・

さかもとけんいちさんの奥様が逝去されました。

６日がお通夜、７日が告別式でした。

わたしは「あざみ通信」№４の印刷作業が夜の９時までかかってしまった

関係で７日の告別式に参列させていただきました。

さかもとさんが古本屋のお仕事に打ち込めるように長年支えてこられた

働き者で明るく気さくな奥様でした。

さかもとさんのことが心配でしたが、気丈に振舞っていらっしゃって…。

でも後ろ姿はいつもより一回りも二回りも小さくみえてつらかったです。

ところが、昨日、さかもとさんから電話があって「今店あけたから」と。

午後、青空書房を訪ねて行ったらけっこうお客さんがたくさんいて

びっくり。さかもとさんを心配して駆けつけた男性がいたり、ここに

集まる人たちのあたたかさを感じました。

青空書房に坐っているさかもとさんは、今日は特にこの店にある古本たちに

あたたかく包まれている感じがしました。

いつも本を慈しんでいるさかもとさんを、今日は本たちが守っているみたいでした。

わたしに出来ることは、こうやって時々お店に立ち寄って本の話にはじまって

人生や恋愛や社会の話を伺ったり、ブログやネットでの反応などの情報を提供したり、

これまでどおりのお付き合いをさせていただくことでしょうか。


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実は少し前から、さかもとさんの本の出版の計画があります。

もちろん、あざみエージェントじゃなくてちゃんとした出版社からです。

原稿の整理とか、私が出来るお手伝いはするつもり。

今週中にも本決まりになりそうで、また別の忙しい日々なるでしょう。

彼にとってそれはいいことだと思っています。