
(撮影: 八戸むさし)
明け方、夢かうつつか、アサヒさんとニシグチくんが出てきました。
アサヒさんは小学校の時のお友達。
ニシグチくんは中学校の時の初恋の人(もちろん、片思い)。
なんでこのふたりがたてつづけに夢(うつつ?)に出てきたのか?
私は整理整頓がとっても苦手なこどもでいつも父親に叱られて
いましたが、どうやったらモノをうまく片づけられるのかが
よくわからない日々を過していました。
そんな私を整理整頓に目覚めさせてくれたのがアサヒさんでした。
彼女の両親は共働きでいつも家の掃除やお料理は彼女がやっていて
しかも、きれい好きな彼女の部屋はピカピカ。
引き出しにはピンピンにけずられた鉛筆が規則正しく並び、
ノートや教科書はきちんと本棚に収まり、机の表面は
きれいに拭き上げられて…、それはそれはカルチャーショックでした。
しかも遊びにいったら必ず手作りのお菓子を作って待ってくれていて
私にとって、アサヒさんはスーパーウーマンでしたねぇ。
きっといい奥さんになること間違いなしっ!っていうタイプでした。
彼女のおかげで、整理整頓に目覚めた私は今ではけっこうそういうことが
得意分野といえるまでに成長したのでした。アサヒさんのおかげです。
ありがとう。
で、ニシグチくんは何で?
音楽部でトランペットを担当していた彼は、帰宅後にいつもひとりで
空き地でトランペットの練習をしている真面目な少年でしたね。
ずっと後で、一度だけ私の大学の図書館で彼を見かけたことがありました。
でも彼は私の大学の学生じゃなかった(はず)。
結局、声をかけることはせずに終了。
アサヒさんやニシグチくんは今、どこにいてどんな生活をしているんだろう?
ってちょっとなつかしい気持ちに浸っています。
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