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想像力のスパン

最近の社会全体の傾向として、どうも想像力のスパンが短くなったな、

と感じることが多い。不正な手段をとってでも目先の儲けに走る企業、

政治家、性急に結果を出したがる傾向。ゲーム世代の子供や若者だけでなく、

彼らを教え導かねばならない大人までが、つまり社会全体がそうなっているのだ。

目の前のことしか見ていないし、見えていない。先のことを見ようとしない。

想像力の働きが弱くなってるな、と思う。

競輪の競走でもしかり。競輪は人生の縮図って誰かがエッセイ集に書いて

くれていたけど、ほんとうにそうだ。目先の勝ちにばかりこだわって、

その先の自分が見えていないというか…。

一年先、五年先の自分がどうありたいのか、そのためには今何を

しなければいけないのか、それを考えながらレースに臨んでいる人が

何人いるのかな?ケイリンマガジンにも書いていたけれど、人間、

窮地に立たされたときにどんな行動をとるのか、つまりは、実際どういう人間なのか、

それが競輪競走を見ていてよくわかる。彼らは常に瞬時の判断、決断を迫られている

わけだから。でもね、そんなレースの中であなたたちがどう立ち回ったのか、その結果、

誰がどんな仕事をしてどんな勝ち方(負け方)をしたのか、ファンはよく見てるんです。

すりばちの底で、選手たちはそれぞれ自分の生き様を観衆の前に晒している訳ですから。

だから、もっと想像力を働かせて、「こうなりたい自分」を想像して、そのためには今、

どんな競走をするべきなのかよく考えてほしいな、と思います。

それをしっかりと教えたり、アドバイスをしてあげないとわからない子も

多いんじゃないのかな。

想像力のスパン。大事ですよ。

私だって、目先のことしか考えなかったとしたら、きっと競輪ファンエッセイ集なんて

出版してませんでしたよ。これで会社は一気に赤字ですもん(苦笑)でもね、お金だけじゃ

ないんですよね。やらないといけないときはやる。決めたことはあきらめない。

それは、今後の自分の生き方に繋がることですから。

私が応援したい人は、やっぱり私もそう生きていきたいって思わせてくれる人です。

いろいろな障害があって、むつかしいこともいっぱいありますが、信じること、

あきらめないこと。目標を見失わないこと。


いろいろ書きましたが、これは全部、自分自身に向ってのことばでもあります。

こうして時々、自分の現在を再確認しながら未来の「あるべき自分」に向って

一歩ずつ歩いていこうと思います。



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