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AZAMI AGENT

あざみエージェントからのお知らせやイベント情報を発信します

松本恭子さんの句集とエッセイ集できました

ずっとずっと二人三脚で制作を続けてきた本がやっと出来上がった。
著者と電話口で泣く。感無量。

松本恭子句集『花陰』、松本恭子エッセイ集『ちぎれそうなりんごの皮の夜祭り』、
著者デザインによるタイトル文字が金箔押しで、キラキラ輝いてとてもきれいです。
近日中にあざみエージェントオンラインショップおよびamazonで発売予定。

  胸濡らす中国民謡黒金魚
   夢に見し胎児のかたち牡丹雪
   アネモネの夜の奥のそのまた奥
  一匹の蜥蜴花陰で泣くらしき
  薔薇色に肉は積まれし詩華のごと     松本恭子句集『花陰』
 
エッセイ集『ちぎれそうなりんごの皮の夜祭り』には、松本さんが1991年から
これまで、新聞や雑誌、俳句誌に発表したエッセイや詩、俳論に加え、
このエッセイ集のために書き下ろしたエッセイを収録。
「第七章 だいすきだったあなたへ」では、闘病中に知り合った親友、野良猫の保護活動を
通して交流した猫たち、そして愛猫。かけがえのない命のふれあいとその喪失のかなしみが
透明感のある文体で綴られており胸を打ちます。

制作中にお亡くなりになったお父様に捧げるこの二冊の本は、25日発売予定。
その日は僧侶であったお父様の本葬の日にあたります。

松本恭子さんが、ご自身も持病を抱えながら文字通り命を削るようにして
書き上げた句集とエッセイ集をぜひ読んでいただきたいと思います。

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