

先日小社から刊行した川柳家・山口亜都子さんの句集「紙飛行機に乗る時間」について、
丸山進さんのブログ「あほうどり」、柳本々々さんの「あとがき全集。」で紹介してくださっています。
表紙、本文、裏表紙ともに山口さんご自身の手になる「指絵」を使っています。
裏表紙ははがき仕立て。差出人の郵便番号が575、住所・名前の欄には
「三重県のはずれはぐれた亜都子です」という川柳が入っています。
これは亜都子さんがあたためていらっしゃったアイデアでした。
十七歳ごろに寺山修司の知遇を得て、その後、長編童話「蛇の目村に雨が降る」で
コスモス文学新人賞佳作入選など、ずっと何らかの形でことばとつながっていらした方のようです。
いい作者に出会えて私も嬉しいです。
遠雷や会わない奇跡会う奇跡
すみませんアナログでして握手から
私と宇宙と水は類語です
ひとり居てさびしい ひとと居てさびしい
入口は出口に変わる飛び出そう
山口亜都子句集「紙飛行機に乗る時間」所収
丸山進ブログ「あほうどり」
http://blog.livedoor.jp/ssm51/archives/51935269.html
柳本々々ブログ「あとがき全集。」
http://yagimotomotomoto.blog.fc2.com/blog-entry-449.html
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