
名古屋へ向かう新幹線の中で山内令南さんの「癌だましい」を再読。
5回も読み返しているうちに、この主人公・錦田麻美はすごく幸せな女性に見えてきた。
山内さんを偲ぶ会には、彼女の晩年を支えた人たちが集い、少人数ながらあたたかい会になった。
私の方からは「夢の誕生日」について制作の経緯や、現在の状況、今後の予定などを簡単に
報告させていただきました。「山内さんは不思議な人だね…」「また集まりましょう」と。
さて、来年は皆さんにどんな報告ができるだろう。山内さんを通じてあたらしいご縁が生まれ、
さらにこれからも山内さんとのお付き合いは続いていくことになるのだろう。
音たてて魂ひとつ洗いおり 山内令南 「夢の誕生日」所収
「まさしく『書くは命』を貫いた山内令南の魂は、死を経てむしろ輪郭をくっきりと顕しはじめている」
(文春文庫「癌だましい」解説「死から生へ逆流する魂」清水良典)
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