AZAMI　AGENT

昨日の青空書房さかもとけんいちさんのトークショーは盛況でした。
さかもとさん舌好調（ぜっこうちょう）！口の悪い私は「浪華の暴走老人」とあだ名しているんですが、
昨日も、暴走につぐ暴走で講演時間を大幅に超過。「まだしゃべってええの？」だって（笑）
さかもとさんの中には話のネタが無尽蔵にあるそうです～いやはや凄い９０歳。

お話のはじめにさかもとさんは黒板に大きく「父親から相続されたもの」を描きました。
それは「貧乏神」（笑）こんなもん相続されてもねぇ…と座を和ませて、まあしゃべるわ、
しゃべるわ。

さかもとさんのお話で印象に残ったことは、人間何歳になってもエロスを失ってはいけないということ。
そして、人間性というのは（視点が）地べたから離れるほど失われていくということ。
文豪の作品でも上から睥睨するような視点で書かれたものは鼻持ちならぬ、と批判されていました。
そして、マスコミや政治家の噓を見抜く目をもつために本をしっかり読んで、何が本当かを自分自身で
見極められるようになること。そのことがひいてはよりよい日本を作っていく原動力となること。

とにかくあっという間に時間が過ぎていました。
私はただお供しただけでしたけど、とっても得した気分でした。
さかもとさん、お疲れ様、そしてありがとうございました！