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創作箱物語

京橋画廊のオーナー・道木さんのご紹介で民芸品の収集家であり

俳人の平田さんの句集と作品集を制作することになった。

昨日、句集のことで事務所に伺った。

平田さんは9月16日(月)敬老の日の産経新聞におそらく民芸品の

収集のことや、集めた民芸品を箱に入れて現在も制作している箱物語の

ことなどが紹介されるようだ。メトロポリタン美術館で見た「箱の芸術家」

ジョゼフ・コーネルに刺激を受け、自らも収集した民芸品を木箱や古い時計の

箱などに入れて独自の世界を作り上げることに長年没頭されている。

まずは11月に京橋画廊での作品展のための小さな作品集『創作箱物語』の

制作を任されている。作品とともにその作品に込めた思いを綴った平田さんの

エッセイもいい。

日本だけでなく世界のお菓子の木型も収集されており、(株)エーデルワイス美術館

(ヨーロッパの菓子器具収蔵)の顧問、および山星屋菓子博物館(日本の江戸期-現代の

菓子資料収蔵)の運営にも協力されている。いやはや、凄い89歳である。

実際、お目にかかった印象はどう見ても70代にしか見えない。

今でも事務所兼工房で、毎日せっせと箱物語の制作に励んでおられる。

このエネルギーはどこからくるのか?

平田さん曰く、「物、そしてそれを作った人への愛です」
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